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ワイズキーがC3沖縄で発表:暗号化のための信頼の起点(RoT)を日本のIoTメーカーに提供することでネットワーク接続デバイスでセキュリティーを実現

4次産業革命にはIoT(モノのインターネット)の信頼とセキュリティーが不可欠

沖縄 — (ビジネスワイヤ) — サイバーセキュリティー企業のワイズキーは沖縄で本日、当社の暗号化のための信頼の起点(RoT)を日本のIoTメーカーやIoTチップメーカーに提供すると発表しました。これにより、各メーカーは自社のチップにハードウエアレベルでデジタル証明書を追加し、通信の暗号化やデバイスの認証を行えるようになります。日本の内閣府は、サイバーセキュリティーに関する日本初の会議「Cyber3 Conference Okinawa 2015 ― Crafting Security in a Less Secure World」を組織化しました。この会議は11月7日(土)と8日(日)の2日間にわたって開催されます。この間、政策立案者やビジネスリーダー、セキュリティー研究者など、世界中のさまざまなステークホルダーが集まり、極めて高度にネットワーク化されたサイバー空間の問題で直面している現実と、それが世界経済の将来に及ぼす影響について、検討します。
世界経済フォーラムのグローバル成長パートナー企業であり、グローバルカウンシルのメンバーでもあるワイズキーは、世界経済フォーラムと同様、現在が第4次産業革命への転換期にあるとみています。実際、今週中国で開催されたニュー・チャンピオン年次総会において、一部の専門家は既に第4次産業革命の中で生きているとまで示唆しています。クラウス・シュワブ氏は、「第4次産業革命は次なる技術革命ではなく、既にここに来ている」と発言しています。今回の沖縄の会議において、ワイズキーの最高経営責任者(CEO)で設立者のカルロス・モレイラは、これらの問題をセッション1 C2「サイバー脅威に対する業界の取り組み」の中で議論します。
これまでの3つの産業革命と同様、この第4次産業革命も夢の新技術にはとどまりません。第1次産業革命のジェニー紡績機は単に繊維製品の生産を高速・容易にしたのみならず、西欧の社会状況を根本的に変化させ、それまでは地方の小規模な職人集団が主体となっていたものが、工場労働者による機械生産へと変わりました。第3次産業革命はパーソナルコンピューターと携帯電話の登場にとどまりませんでした。調査によれば、第3次産業革命により子供らが学習に費やす時間や職業人が仕事に費やす時間が増加し、社会生活と私生活の長年の区別がなくなっています。
ワイズキーは、この第4次産業革命の最前線にあります。この数カ月間、Microsoft CitiNext、ディオール、ウブロ、ブルガリ、HYT、サムスンなど、当社の信頼の起点を活用して各社のIoTオブジェクトやネットワーク接続オブジェクトの認証を行うことに関心のある一流企業と幾つか契約を締結しており、さらにNEC、GE、ジョウボーン、シスコなど、他の多くの企業とも交渉を前進させています。
2016年にダボスで開催される世界経済フォーラムでは、当社大使のケヴィン・スペイシー氏の支援により、当社はサイバーセキュリティーと第4次産業革命に関する円卓会議を主催し、サイバーセキュリティーを強化したIoT、そして信頼の起点とブロックチェーンとの統合について、最新の革新成果を展示します。ワイズキーは現在、当社の暗号化のための信頼の起点およびNFCTrusted©技術を活用した腕時計その他のウエアラブルデバイスを対象に、IoTによる大規模なデジタルIDを導入しているところです。
この信頼性の高い技術により、物理環境と仮想環境の両方でウエアラブル技術をセキュアな認証・身元確認と統合でき、IoT/ウエアラブルデバイスはその機能を高めてセキュアな取引用デバイスとなります。ワイズキーはこのプロセスの米国特許を取得しており、このプロセスは多くのIoTメーカーに使用されています。(詳細については、http://patft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO2&Sect2=HITOFF&p=1&u=%2Fnetahtml%2FPTO%2Fsearch-bool.html&r=1&f=G&l=50&co1=AND&d=PTXT&s1=wisekey&OS=wisekey&RS=wisekeyをご覧ください。)
ワイズキー/OISTE.ORGによる信頼の起点(RoT)は、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションに認識される共通のトラストアンカーとして機能し、オンライン取引の真正性・機密性・完全性を保証します。暗号化RoTをデバイスに組み込むことにより、IoT製品メーカーはコードサイニング証明書やクラウドベースのサービス型署名を使用してオブジェクト間やオブジェクトと人の間のインタラクションをセキュアにすることができます。
ワイズキー/OISTEの暗号化RoTは第4次産業革命の戦略の中核にあり、1999年から26億以上のデスクトップ、ブラウザー、モバイルデバイス、SSL証明書、IoTデバイスに積極活用されてきました。ワイズキー/OISTEの暗号化RoTは遍在性と汎用性があり、オブジェクト識別の先駆的機能となっています。
世界のウエアラブル市場は今後5年間に年率35%で拡大すると見込まれています。ネットワーク接続デバイスの急増により、現在の従来型モバイル決済から、信頼できる通信/認証技術を使用してウエアラブルデバイスで行う高セキュリティーの取引への移行が促進されています。ワイズキーの暗号化RoTとNFCTrusted©技術により、これらのウエアラブルデバイスを安全にネットワークに接続し、セキュアな決済その他の取引を実現することができます。
WISeID NFCTrusted©はデバイスの変更やアプリのダウンロードなしにネットワーク接続デバイスに組み込むことができます。ワイズキーのNFCTrusted©技術はWISeAuthenticソリューションの進化形です。ワイズキーは既にこのソリューションを幾つかの一流高級ブランドに導入し、100万台以上の腕時計にデジタル的にタグ付けするなどしており、最近になってこの技術で米国特許を取得しています(http://goo.gl/ozgOQm)。2015年2月、ワイズキーとブルガリはワイズキーのNFCTrusted©技術を使用した世界初のインテリジェントな機械式腕時計を発表しました(https://www.youtube.com/watch?v=GAyKfPOYwws)。この時計により、携帯電話その他のインターネット接続デバイスを使用せずに、支払いその他の取引を行うことができます。
NFCTrusted©認証タグは、ワイズキーの暗号的にセキュアなデジタル証明書を搭載することによって真正性を証明します。NFCTrusted©タグはほとんどあらゆる製品、器具、一般的な家庭用品に組み込むことができ、ユーザーはNFC対応のスマートフォン、腕時計、ネットワーク接続デバイス、その他のモバイルデバイスで真正性を確認することができます。この技術は、セキュリティーや利便性を最適化できるのみならず、存在証明を使用することでタグ認証のための特殊な読み取り機も不要となります。ワイズキーのカルロス・モレイラCEOは、「ワイズキーのNFCTrusted©タグは信頼性と利便性を兼ね備えているため、幅広い市場での使用に道が開かれ、多様なIoTアプリケーションをサポートできます」と語っています。
ワイズキーについて
ワイズキーはデジタルセキュリティーソリューションの世界一流企業です。情報サイバーセキュリティー、アイデンティティー管理、モバイルソフトウエアサービスの最前線に立つワイズキーは、セキュアな電子取引の世界的成長を使命としており、個人・企業・政府が関与するオンライン取引のあらゆる面で、デジタルIDの認証と保護のための高度な技術とサービスを個人・企業・政府に提供しています。1999年にスイスのジュネーブで設立されたワイズキー(https://www.wisekey.com)は、世界経済フォーラムのグローバル成長企業の1社です。
ソーシャルネットワーク: ツイッター@wisekey、リンクトイン、フェイスブック
businesswire.comのソースバージョン: http://www.businesswire.com/news/home/20151106006052/en/
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